1998年2刷 四六判 P298 カバーヤケ、時代シミ、上端少イタミ
1998年2刷 四六判 P298 カバーヤケ、時代シミ、上端少イタミ
ポイエーシス叢書12
バフチンの言語論、ロシア・アヴァンギャルド演劇などをテーマとして、1980〜88年の間に雑誌や新聞で発表した文章を一冊に収める。
目次:
【I バフチン】
奪冠ではなく無冠を―バフチン再考
未完のポリフォニー
生きた「言葉」と死せる「言語」―バフチンと「スターリン主義」
キムジハとバフチン―広場の詩学
【II ロシア・アヴァンギャルド】
『爆』第二版のための覚書
ロシア・アヴァンギャルドと民衆文化―メイエルホリドを中心として
サーカスとアヴァンギャルド演劇―ロシアの場合
「虚構」ではなく「事実」を―トレチヤコフ論序説
ソ連民衆演劇運動の実験―20年代の〈トラム〉をめぐって
民衆的想像力の空間―ロシアの民衆版画をめぐって
【III 記号論・詩学・言語学】
ボガトゥイリョフの記号論
「場」の記憶の復権
アヴァンギャルドの記憶―ボガトゥイリョフの民衆演劇論
芸術の記号論に向けて―モスクワ・プラハ時代のヤーコブソン
〈記憶〉のポエチカ―リハチョフについて
イヴァノフの記号論が孕むもの
カザン学派―ボドゥアン・ド・クルトネとソシュール
あとがき