芸能の人類学 姫野翠 春秋社

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1989年初版 四六判 P250 帯僅スレ、僅破れ、背折れ跡 カバークスミ、上端少イタミ

商品の説明

1989年初版 四六判 P250 帯僅スレ、僅破れ、背折れ跡 カバークスミ、上端少イタミ

“芸能はどのようにして生まれ、発展してきたか。
音楽や踊りに東西の文化の違いはどのように現われているか。インド、中国、日本、そして西洋まで、豊富な事例をもとに、芸能に息づく人間と文明のドラマを描く。”(帯文)

目次:
はじめに

第一章 呪術から芸能へ
 1 呪術と芸能 {現代に生きる呪術/言葉による呪術―呪文と歌/音楽の呪力/行動による呪術/形への表象/テイヤムに見る呪術と芸能/目的の脱落/祭祀から娯楽へ}
 2 芸能をになった人々 {司祭の誕生/宗教の二重体制―瑤族の道公と師公/マレビトの神秘/正月のマレビト/盆に訪れるもの/旅廻りの芸人たち/ヨーロッパの放浪芸人たち/回国の聖たち/ジプシー―東と西をつなぐもの/定着する漂泊者/散所と河原者/遊女とデーヴァダーシー}

第二章 芸能に見る東と西
 1 舞踊の展開 {チョウに見る芸能の多様性/舞踊のコスモロジー/インド舞踊におけるラサの表現/仮面と化粧/色彩のシンボリズム}
 2 東の音楽・西の音楽 {数とリズム/ワルツから8ビートへ―ダンス・リズム/東のリズム・西のリズム―前進と回帰/音組織と感情の表出/ヘテロフォニー―東洋の美学}

第三章 これからの芸能
 {変化する時代の中で/ミティラー絵画の伝承と発展/台湾原住民文化の変貌/ヤクシャガーナの三つの形/芸能の今日と未来}

あとがき

その他の詳細情報

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