昭和58年 ページ部分22.5×29.7 P111 函ヤケ、少イタミ、背少シミ汚れ カバー僅スレ、背ヤケ
昭和58年 ページ部分22.5×29.7 P111 函ヤケ、少イタミ、背少シミ汚れ カバー僅スレ、背ヤケ
“多くの著名画家が河童の絵を創作し、多くの文人酔人が河童の物語と伝説を創作してきた。河童は、これらの絵画伝説で絶えず新しいイメージを生み出していく。本書は、江戸の歌麿、北斉から近代の芋銭、龍子、現代の一流画家、文士、ファンが描いてきた河童を可能な限り集録し、同時に各地に伝わる伝説物語、郷土玩具、信仰からお札様まで集めた貴重な文献資料であり、美術書としてわが国初めて一書にまとめられた河童全書であり、絶好の河童入門書である。”(カバー袖紹介文)
目次:
序・河童の起原(中河与一)
すいせん・河童の虜にさせられる(久我義勇)
まえがき
口絵(小川芋銭)/河童絵の祖=小川芋銭
河童絵史
{鳥山石燕/喜多川歌麿/葛飾北斎/一勇斎國芳/小川芋銭/川端龍子/棟方志功}
現代の河童絵
{水越松南/岩崎巴人/水木しげる/相場助治/森熊猛/矢野功/板橋泰山/山下紀一郎/佐渡山安正/山本政雄/萩原楽一/木内肇/平井明子(染色)/丹生忍冬齋/小瀬村勇/水上聖邦/越野周一/小林恒吉/稲荷三郎/東条光顕/松葉豊/清水ヒロ(切絵)/田代三善}
東京かっぱくらぶ=河童美術展
文人の河童絵(芥川龍之介)
アマチュアの河童絵(文)
文学
映画他
やさしい河童の描き方
〈工芸品〉象牙彫(奥田浩堂)
民芸と玩具
{遠野/河童寺/牛久}
河童考
諸国 河童探訪―伝承と祭り
諸国 河童伝説
河童の護符
あとがき