1989年5刷 四六判 P373 帯スレ、背少ヤケ、下端少破れ カバー少クスミ、少汚れ上端僅イタミ
1989年5刷 四六判 P373 帯スレ、背少ヤケ、下端少破れ カバー少クスミ、少汚れ上端僅イタミ
“夢の中の死、災害、事故などの予知は、人間のささやかな防衛への暗合だろうか。この巻では、夢による死のサイン、火の玉等の物語を通じ、人間の神秘と深淵をさぐる。”(帯文)
目次:
序文 明日の民話のために
第一章 夢の知らせ
夢の知らせ考
一 未来のできごとを予知する夢 {災害や事故など、我家や身内にふりかかる夢知らせ/よその災害や事故の知らせ(一)/(二)/未来のできごとを見る/未来の自分を見る}
二 夢による死のしらせ {夢による死の知らせ/戦死を告げに帰った兵隊たち(一)/(二)/苦しみの夢の知らせ/死の知らせの夢と同じ場所を見るなど(一)(二)/夢に見た人―やがて死ぬ(一)(二)}
三 電話がわりの夢知らせ {電話がわりの夢知らせ}
四 犯罪にまつわる夢 {犯罪にまつわる夢}
五 夢でうなされる {夢でうなされる}
六 夢の死者 {夢の訪れ/あの世への夢のさそい/死者からの頼み/先祖や身内からの祀っておくれ/見出されて/夢で教えてくれる}
七 神仏や精霊からのお告げや伝え、怒り {神仏や精霊からのお告げ、救い/祀っておくれ/移しておくれ、移さないでおくれ(一)/(二)/精霊の怒り(一)/(二)/神仏や精霊の願い}
八 動物などの思いにまつわる夢 {夢のたのみ/祀っておくれ/うらむ/かわいがられて}
九 夢のふしぎ {夢の中でものを貸す/夢が入れかわる/夢の暗合/ものが知らせる/夢と同じ場所・光景(一)/(二)/難問を解く}
十 夢判断 {夢で儲ける(一)/(二)/不吉な夢(歯がぬける)/不吉な夢(その他)/夢を解く/蛇の夢・蝶の夢・魚の夢・鳥の夢など}
第二章 火の玉
火の玉考
一 死ぬ前に出た火の玉 {死ぬ前に出た火の玉}
二 死んだ時出た火の玉 {死んだ時出た火の玉}
三 死んだあとに出た火の玉 {死んだあとに出た火の玉}
第三章 ぬけ出した魂
ぬけ出した魂考
一 ぬけ出してあそぶ魂 {ぬけ出してあそぶ魂(一)/(二)}
二 火の玉となって {火の玉となって}
三 死ぬ前に出歩く魂 {死ぬ前に出歩く魂(一)/(二)/(三)}
四 ぬけ出した魂にものを返す {ぬけ出した魂にものを返す}
五 死ぬ時姿などを見せる {死ぬ時姿などを見せる(一)(二)(三)}
あとがき