1997年初版 四六判 P447 +索引P7 カバー僅スレ 地に赤マジック点 帯背上端僅イタミ
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“夢野久作と杉山家の血脈に迫る!
明治・大正・昭和を駆け抜けた夢野久作と父杉山茂丸、三人の息子たち。日本の近・現代を貫く杉山家三代の光芒が閃く!”(帯文)
政治思想家・杉山茂丸、その息子で作家の夢野久作、さらに久作の長男・杉山龍丸、次男・鐵児、三男・参緑という、父子三代の歴史を辿る。
目次:
序章 杉山家三代の父性
第一章 黒田藩お伽衆
一 父と子/二 杉山法螺丸/三 国事病
第二章 茂丸立志
一 生母離別/二 電報為替一円/三 選挙大干渉/四 借金魔人
第三章 人生泡沫の如し
一 日清戦争/二 米国行脚/三 其日庵/四 梅津只圓
第四章 近衛兵・杉山直樹
一 日露戦争/二 青春の煩悶/三 韓国併合
第五章 香椎・杉山農園
一 黒白/二 九州日報/三 シベリア出兵/四 独立万歳
第六章 新聞記者・杉山泰道
一 白髪小僧/二 関東大震災/三 東京人の堕落
第七章 夢の久作さん
一 あやかしの鼓/二 いなか、の、じけん/三 猟奇歌/四 押絵の奇蹟/五 能とは何か
第八章 久作の迷宮世界
一 犬神博士/二 怪夢/三 氷の涯/四 木魂/五 骸骨の黒穂
第九章 胎児の夢
一 ドグラ・マグラ/二 近世快人伝/三 茂丸の死/四 久作の死
第十章 三人の息子たち
一 久作復活/二 杉山大尉/三 砂漠緑化/四 同和教育/五 生命派
あとがき
主な参考文献
人名索引