2006年初版 A5判 ソフトカバー P191 帯僅イタミ ポストカード付
2006年初版 A5判 ソフトカバー P191 帯僅イタミ ポストカード付
“子供のころ、柳柊二描く妖怪や幽霊は、本当に怖かった。心底怖かった。しかし、その怖さゆえに、私は何度も何度も、雑誌を開いてはその絵を飽かずに眺めていた。彼は恐怖が実は魅惑的な感覚である、と教えてくれた先生だったのだ。唐沢俊一”(帯文)
挿絵画家・柳柊二が児童向け書籍や雑誌などに描いた多くのイラストから、怪奇的な作品を収録。原画で構成することにこだわり、原画が残されていた作品については大半を収める。
巻末に「柳柊二夫人・柳橋静子さんインタビュー 子供の絵はごまかしちゃいけない」および「柳柊二の怪奇画―編集後記にかえて 恐怖の愉悦」(大橋博之)を収録。