1986年初版 四六判 P398 帯折れ跡 裏遊び紙剥がし跡
1986年初版 四六判 P398 帯折れ跡 裏遊び紙剥がし跡
訳:竹山博英
“16―17世紀、北イタリアのフリウーリ地方に《ベナンダンティ》とよばれる魔術師たちがいた。
彼らは農作物の豊穣を願い、兎、猫にまたがり悪の魔術師たちと夢の中で戦いをくり広げたという。農民の怖れと不安、欲望、希望を一身に体現するベナンダンティと異端審問官との息づまる対決を通して、キリスト教化以前の真の民衆文化の姿を斬新な手法で浮彫りにしたギンズブルグの処女作。ギンズブルグへのインタヴューを収録する。”(カバー袖紹介文)
目次:
序文
改訂版への序文
外国語版への序文
第一章 夜の戦い
第二章 死者の行進
第三章 異端審問官と魔女の狭間のベナンダンティ
第四章 サバトのベナンダンティ
原注
付録 モドゥーコとガスパルットの審問記録
ギンズブルグのインタビュー
訳者あとがき