1988年初版 四六判 P191 帯付 カバー少クスミ 扉および末尾奥付ページにシミ大
1988年初版 四六判 P191 帯付 カバー少クスミ 扉および末尾奥付ページにシミ大
“戦争の知覚
ディスプレイ装置に描かれた無数の合成イメージ。戦闘機のコックピットを「映画館」に変えてしまう現代戦争。「眼」の快楽と「身体」の消失。ヴィリリオの〈戦争の知覚〉論。”(帯文)
“この新しい著作で、『消失の美学』の著者ポール・ヴィリリオは、戦争における視覚の問題を提示し、決定的戦闘の準備にあたって戦争遂行者たちが映画技術をいかに巧妙に利用したかを解明している。”(カバー文より)
目次:
I 軍事力は虚像に支配される
II 見るのではなく飛行する、それが映画だ
III イメージの地獄に足を踏み入れた君よ、あらゆる希望を捨てよ
IV 臨場感の欺瞞《ペテン》
V 映画館の『フェルン・アンドラ』
VI 早いもの勝ち
VII 八十年間のトラヴェリング
訳者あとがき