1990年2刷、1989年初版 四六判 P226、P184 各巻カバースレ、少イタミ、少汚れ 小口時代シミ
1990年2刷、1989年初版 四六判 P226、P184 各巻カバースレ、少イタミ、少汚れ 小口時代シミ
目次:
【上巻】
謝辞
日本語版への序文
序
プロローグ―何もリアルなものはない
第一部 量子
第1章 光 {波動か粒子か/波動論が勝利を得た}
第2章 原子 {十九世紀の原子/アインシュタインの原子/電子/イオン/エックス線/放射能/原子の内部}
第3章 光と原子 {黒体の手がかり/歓迎されない革命/hとは何か/アインシュタイン、光、そして量子}
第4章 ボーア原子 {跳躍する電子/水素が解明された/偶然的要素、神様のサイコロ/原子の展望/化学が解明された}
第二部 量子力学
第5章 光と電子 {光の粒子/粒子・波動の二重性/電子派/過去との決別/パウリと排他律/次はどこへ?}
第6章 行列と波動 {ヘルゴランド島における突破/量子数学/シュレーディンガーの理論/後ろ向きへの一歩/量子の調理法}
第7章 量子の料理 {反物質/原子核の内部/レーザーとメーザー/強力なミクロ/超伝導/生命そのもの}
訳者あとがき
索引
【下巻】
第三部 量子を越えて
第8章 偶然と不確定性 {不確定性の意味/コペンハーゲン解釈/二つの孔の実験/崩壊する波動/相補性の法則}
第9章 パラドックスと可能性 {箱の中の時計/「EPRのパラドックス」/タイム・トラベル/アインシュタインの時間/無から有を生む/シュレーディンガーの猫/参加方式の宇宙}
第10章 論より証拠 {スピンのパラドックス/偏光のパズル/ベルのテスト/証明/それは何を意味するか?/確証と応用}
第11章 多重世界 {観測者を観測するのは誰か?/シュレーディンガーの猫/SFを越えて/アインシュタインを越えて?/もう一つの顔/エヴェレットを越えて/われわれの特殊な位置}
エピローグ―事は終わらない {ねじれた時空/破れた対称性/超重力/宇宙は真空のゆらぎか?/インフレーションと宇宙}
訳者あとがき
文献一覧
索引