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島の植物誌 進化と生態の謎 伊藤秀三 講談社メチエ

700円(税込)

1994年 四六判 ソフトカバー P246 カバー少ヤケ、少汚れ 帯背折れ跡

商品の説明


1994年 四六判 ソフトカバー P246 カバー少ヤケ、少汚れ 帯背折れ跡

“みずから移動できない植物は、海の彼方の島にどうやって渡るのだろうか?
そこでどう生き、進化していくのだろうか?
大洋の真中に突然誕生する火山島は、まさにこの疑問に答えてくれる実験室である。ガラパゴス諸島でダーウィンが観察し、指摘した植生の不思議。植物生態学は「島の植物」の精妙な生き方を明かす。”(カバー紹介文)

目次:
序章―いまなぜ島の植物
第一章 植物は海洋島へどうやって渡るのか
 {1 島の誕生―プレート・テクトニクス/2 植物の散布体、繁殖体/3 海洋島への植物の移動/4 海洋島フロラの成立}
第二章 海洋島の上での進化のドラマ
 {1 島の植物進化―三つの原理/2 自然淘汰と適応/3 進化遺伝学の立場からみた島の植物/4 もうひとつの課題―海洋島植物の雌雄異株化/5 大陸島―対馬と琉球列島の植物}
第三章 植物の数は何によって決まるか
 {1 生物の移動と定着/2 島の植物種数を理論化する}
第四章 海洋島の植物生態系
 {1 生態と進化のドラマは続く/2 海洋島の植生の特徴/3 海洋島と大陸島の植生/4 森林が一斉に枯れる不思議/5 植生のベータ多様性}
第五章 島の植物の保全
 {1 海洋島の植物の危機/2 島の植物の保護と復元}

参考文献
あとがき
索引

その他の詳細情報

販売価格 700円(税込)