1989年初版 四六判 P327 カバー上端少イタミ 小口からページ端にかけて少ヤケP162・163の間僅開きグセ
1989年初版 四六判 P327 カバー上端少イタミ 小口からページ端にかけて少ヤケP162・163の間僅開きグセ
“大空を鳥のように自由に飛びたい―しかし、鳥が空を飛ぶとは限らない。ペンギンは、なぜ、飛ぶのをやめてしまったのだろうか。どうして、南半球にしかいないのだろうか。ペンギンは翼をフリッパーに変え、水中を飛びまわる。地上のペンギンがヨチヨチと歩く姿は愛らしく、ペンギンは世界中のアイドルだ。”
“かつて昔の探検家たちには、ペンギンは魚のように見えた。やがて、信じられないほどのペンギンが殺された。そして現代、ペンギンたちはじわじわと絶滅への道を歩んでいるかにみえる。かけがえのない地球にすむおなじ仲間として、私たちはやっとペンギンとともに生きる道を探りはじめたばかりである。”(カバー紹介文)
目次:
はじめに
1章 鳥としてのペンギン 水中を飛ぶ鳥
2章 求愛と営巣 海から陸へ
3章 育雛そして再び海へ 試練をこえて
4章 餌と捕食者 食う者と食われる者
5章 ペンギンの進化 祖先は空を飛んでいた
6章 発見 飢えた船乗りと愚かな鳥
7章 人類とのかかわり 利用から保護へ {卵/ペンギンスキン(皮)/ペンギンオイル/グアノ/保護}
8章 ペンギンの解説 {エンペラーペンギン/キングペンギン/アデリーペンギン/ジェンツーペンギン/ヒゲペンギン/フィヨルドランドペンギン/シュレーターペンギン/イワトビペンギン/マカロニペンギン/ロイヤルペンギン/スネアーズペンギン/キガシラペンギン/コガタペンギン/ハネジロペンギン/ケープペンギン/フンボルトペンギン/マゼランペンギン/ガラパゴスペンギン/ペンギンの和名の変遷}
付録 囚われのペンギン
謝辞
訳者あとがき
参考文献
索引