昭和22年初版 B6判 ソフトカバー P310 全体に経年によるヤケ、時代シミ 帯角キレ
昭和22年初版 B6判 ソフトカバー P310 全体に経年によるヤケ、時代シミ 帯角キレ
旧字旧かな遣い
イギリスの詩人ジョン・キーツの書簡集
“浪漫詩人の中でも最も純粋な詩人キーツ。美の使徒にふさはしく二十五年の短い生涯を終へて、倏然として去つたキーツ。倫敦の下層階級の息子に生れ、幼く孤児となり、薄倖な青春をローマに客死する迄に、永遠に美しい作品の数々を遺した彼。
彼は感覚の美を透して漸次人生の豊富な體験に思索を深めて行つた。この書簡集は美しい魂の、詩と恋愛と人生への探求と発展の跡を示す告白であり、書簡文学の佳篇である。”(帯文)
目次:
序
第一篇 感覚美の生活
第二篇 人生思索の生活
ジョン・キーツの生涯
ジョン・キーツをめぐる人々