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小津安二郎 映画の詩学 デヴィッド・ボードウェル 訳:杉山昭夫 青土社

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1993年2刷 A5判 P609+索引ほかP43 ビニールカバー少汚れ 帯背少ヤケ 小口少汚れ

商品の説明

1993年2刷 A5判 P609+索引ほかP43 ビニールカバー少汚れ 帯背少ヤケ 小口少汚れ

“メディアの究極、フォルムの革新
映画メディアの可能性を究極にまで追いつめた形式の革新者・小津安二郎。アメリカを代表する映画理論家が、全作品、全カット、コマ数にいたるまで、そのフォルムのすべてを詳細に分析し、〈映画〉の常識を覆す理論へと昇華させていく、長大にしてスリリングな本格的作家論。”(帯文)

目次:
【第一部 詩学の諸問題】
1 経歴 {映画作家の伝説/ある日本人の生涯/監督歴の諸段階}
2 背景 {商業的な産業/装飾的文体/伝統的映画作法か?}
3 素材 {日常的な現代性/破棄された明治の公約}
4 構造、制限、戦略 {統一のための力/八岐の園/深刻ではない仕事}
5 内在的規範に向かって {理由のない映像/脱中心化された円/脇にある空間}
6 自由と秩序 {胡桃のサーカス/規則に従わないもののための規則/主要音と副次音/注意力を要する行為}
7 枕とカーテン {詩と詩学/三人のアメリカの師}
8 用途と効果 {表出、反映、徴候/観客は何を欲しているのか?}

【第二部 全作品】
一九二七年 {『懺悔の刃』}/一九二八年 {『若人の夢』/『女房紛失』/『カボチャ』/『引越し夫婦』/『肉体美』}/一九二九年 {『宝の山』/『若き日』/『和製喧嘩友達』/『大学は出たけれど』/『会社員生活』/『突貫小僧』}/一九三〇年 {『結婚学入門』/『朗かに歩め』/『落第はしたけれど』/『その夜の妻』/『エロ神の怨霊』/『足に触つた幸運』/『お嬢さん』}/一九三一年 {『淑女と髯』/『美人哀愁』/『東京の合唱』}/一九三二年 {『春は御婦人から』/『生れてはみたけれど』/『青春の夢いまいづこ』/『また逢ふ日まで』}/一九三三年 {『東京の女』/『非常線の女』/『出来ごころ』}/一九三四年 {『母を恋はずや』/『浮草物語』}/一九三五年 {『箱入娘』/『鏡獅子』/『東京の宿』}/一九三六年 {『大学よいとこ』/『一人息子』}/一九三七年 {『淑女は何を忘れたか』}/一九三九年 {『お茶漬の味』}/一九四一年 {『戸田家の兄弟』}/一九四二年 {『父ありき』}/一九四七年 {『長屋紳士録』}/一九四八年 {風の中の牝雞』}/一九四九年 {『晩春』}/一九五〇年 {『宗方姉妹』}/一九五一年 {『麦秋』}/一九五二年 {『お茶漬の味』}/一九五三年 {『東京物語』}/一九五六年 {『早春』}/一九五七年 {『東京暮色』}/一九五八年 {『彼岸花』}/一九五九年 {『お早よう』/『浮草』}/一九六〇年 {『秋日和』}/一九六一年 {『小早川家の秋』}/一九六二年 {『秋刀魚の味』}

付録 数量的見地からみた小津作品
用語解説
訳者あとがき

参考文献
原註
索引

その他の詳細情報

販売価格 0円(税込)