ユリイカ 1991年2月号 特集:ミラン・クンデラ―世界的ブームをまきおこしたチェコ作家 青土社

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1991年 A5判 P238 表紙クスミ

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商品の説明

1991年 A5判 P238 表紙クスミ

全238ページのうち特集167ページ

目次:
現代芸術の英雄時代《エポック・エロイク》最終回 わたしたちみんなの母 (金関寿夫)
カフカのかなたへ(2) だまし絵(池内紀)
耳目抄(105) 一九九一年ニューイヤーコンサート(竹西寛子)


 {処女林(田村隆一)/猫の子(正津勉)/家に帰ろう、君の家に(稲川方人)/マリーへの小包(生田梨乃)

【特集 ミラン・クンデラ 世界的ブームをまきおこしたチェコ作家】
 世界文学とミラン・クンデラ
  {この小説はこのうえなく重要な作品である、とわたしは考える(アラゴン 訳:北川正)/ミラン・クンデラ覚書(清水徹)/ビルドゥングスロマンとしての『存在の耐えられない軽さ』(小林恭二)}

 激動のヨーロッパとクンデラ
  {誘拐された西欧 あるいは中央ヨーロッパの悲劇(クンデラ 訳:里見達郎/消え去る詩、プラハ(クンデラ 訳:西永良成)}

 特別寄稿
  {クンデラと小説(トドロフ 訳:塚原史)/匿名性の脅迫 あるフランス知識人のチェコ体験(ジュフロワ 訳:渡辺隆司)/テクスト理論へのクンデラの貢献(F・ジャック 訳:立花英裕)}

 クンデラの文学
  {ミラン・クンデラの詩(千葉栄一)/小説作法としての変奏(西永良成)/クンデラと小説の詩 『不死』あるいは小説にしかない場所(芳川泰久)/神の笑いが谺する小説―『ジャックとその主人』『冗談』『別れのワルツ』(立花英裕)}

 世界各地のクンデラ
  {クンデラはどうしてドストエフスキーが嫌いなのか(沼野允義)/前衛を遠くはなれて 『存在の耐えられない軽さ』(宮林寛)/生まれる第三の心―メキシコのクンデラ(稲本健二)}

 特別インタビュー
  {チェコ・ヌーヴェル・ヴァーグ、20年の幽閉のあとで(イレッシュ インタビュアー:谷昌親)}

 評伝&年譜
  {評伝ミラン・クンデラ(赤塚若樹)/ミラン・クンデラ年譜(赤塚若樹)}


【コラム ワールド・カルチュア・マップ】
アメリカ 絶望は深く、笑いは高らかに リック・デマリニス(越川芳明)/フランス ダバダバで始まる話 ブリジット・フォンテーヌとサウヴァ・レーベルのこと(大里俊晴)/イギリス 冬のロンドンにて ミラー、シェイクスピア、ワーグナー(河村錠一郎)/ドイツ 僧侶たちの恋愛白書 ボードー・キルヒホフの注目作(河野みどり)/イタリア 価値ある老人 イータロ・ズヴェーヴォの戯曲『再生』(望月紀子)/ソ連・東欧 レフ・グミリョフの歴史類型論 『民族発生と地球生物圏』(貝澤哉)/スペイン 幻想のラヴ・ロマンス『ルル―ある女の物語』(稲本健二)/幻想 類まれなヘルメス学小説 メアリイ・ジェントル『鼠とガーゴイル』(大瀧啓裕)

今月の作品(大岡信) {仲嶺真武/坂本千砂子/辻元佳史/正本多恵子/花田鏡子/氷リカ/影島雅光/神矢洋秀/みやしたようじ/廣瀬裕作}

われ発見せり モミの木、死の香り(来住野恵子)

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