1978年に刊行されたものを2008年に新装復刊 A5判 P280
1978年に刊行されたものを2008年に新装復刊 A5判 P280
目次:
【モーリス・ブランショ】
友愛(訳:清水徹)
「爆発とてはただ……」パウル・ツェラン追悼(一九七二)(訳:飯吉光夫)
芸術の誕生(訳:粟津則雄)
【人称・非人称】
モーリス・ブランショ……(ジョルジュ・バタイユ 訳:清水徹)
詩人のまなざし(エマニュエル・レヴィナス 訳:白井健三郎)
パッション(ロジェ・ラポルト 訳:小林康夫)
【対談】
不可能性の彼方へ ブランショをめぐる法・国家・言語(白井健三郎、篠沢秀夫)
【〈作品〉読解】
ナルシスとは何か(豊崎光一)
ブランショとメタ・ノンセンス(高橋康也)
文学空間の現象学(長谷川宏)
ユリシーズの奸策について ブランショ、小説、西欧(中山真彦)
ブランショによるマラルメ(立仙順朗)
戯れのレクチュール(足立和浩)
ブランショ(以降)のマラルメ(弓彰)
【革命と状況】
同時代人としてのブランショとサルトル(鈴木道彦)
ブランショと自由の行動委員会(鈴木道彦)
たった一人の革命 ブランショとコミュニズム(篠田浩一郎)
ブランショの状況参加 一九六八年五月(神戸仁彦)
【研究】
『トマ』四一年本の特異性 第一章の数種の統合文体素の連合的分析(篠沢秀夫)
『謎のひとトマ』初稿・新稿比較(佐藤渉)
【死・小説】
死の作家と作家の死 ブランショ覚書(天沢退二郎)
人物から記号へ、さらに主体へ 『待機/忘却』をめぐって(與謝野文子)
【引用・資料】
ブランショのいない風景 英米における受容をめぐって(富山太佳夫)
ブランショ語彙集 (編:佐藤渉)
主要著作・参考文献抄
【形象・作品】
『B』―その雲形の(加納光於)
境川の氾濫―M・Blanchotについて(若林奮)