昭和32年初版 四六判 P102 裸本 全体に経年ヤケ、時代シミ 背イタミ
昭和32年初版 四六判 P102 裸本 全体に経年ヤケ、時代シミ 背イタミ
旧字
同人『詩世紀』に所属し、“『詩世紀』の反逆児”と自称した詩人・佐藤東北夫の処女詩集
目次:
はしがき(服部嘉香)
第一部 青い幻想
憂愁海底/戦跡/独酌の錯覚/黒い火の肖像/Grand Piano/青い幻想/ないやがら風景(夏の日の錯覚)/廃墟の暮色/暴風雨/トンネル/無線電報
第二部 現代の朝
十国峠の夏/地球の裏側の僕の影/万里の長城/精神病院の女患者/断崖を落ちて行った一塊の僕/孤独は背広のポケットに両手をつっ込んでゐる/机/憂愁の斜線/現代の影/紫霊歌/水死者/色彩批評と明暗
第三部 小奇術の仮面
音楽の色彩/ガラスについて/その裂目は白い/幻想/都会の朝/朝のえのぐ/チョコレート色の短靴/時間の原色/透明なガラス/不眠症/青い影/小奇術の仮面/スケッチ・ブック
あとがき