2005年3刷 四六判 P237+索引P5 帯およびカバー背僅ヤケ
2005年3刷 四六判 P237+索引P5 帯およびカバー背僅ヤケ
訳:徳安彰
叢書ウニベルシタス
“『文明化の過程』や『宮廷社会』などで独自の歴史社会学の地平を拓いた著者が、社会学的認識論、個人と社会、社会変動、などの諸問題を問い直し、機能主義的思考を批判する。社会関係および社会構造のダイナミクスを捉える自らの理論と方法を分りやすく説いた異色の入門書。”(カバー裏紹介文)
目次:
編者序言
まえがき
序論
第一章 社会学―コントの問題設定
{哲学的認識論から社会学的認識論へ/非科学的認識から科学的認識/科学の科学的研究/相対的自律性を持つ科学としての社会学/科学の専門化の問題}
第二章 神話の摘発者としての社会学者
第三章 ゲームモデル
{前ゲーム:規制されないネットワーク形成のモデル/ゲームモデル:規制されたネットワーク形成のモデル}
第四章 人間社会の普遍要素
{社会的不変要因としての人間の本性的可変性/思考と言語表現の新しい手段の必要性/社会学的「カテゴリー」の批判/関係構造モデルとしての代名詞群/関係構造の概念}
第五章 ネットワーク形成の連関―社会的結合の問題
{感情的結合/国家的結合と職業的結合/発展概念の発展/社会の理想と社会の科学}
第六章 社会発展の「必然性」の問題
{社会発展の理論}
原注
訳者あとがき
索引