昭和47年 A5判 P206 全体に経年によるヤケ、汚れ、時代シミ 表紙端少イタミ 裏表紙下角少折れ跡
昭和47年 A5判 P206 全体に経年によるヤケ、汚れ、時代シミ 表紙端少イタミ 裏表紙下角少折れ跡
目次:
口絵 地獄草紙・餓鬼草紙
血の騒ぎ(唐十郎)
わたしのグロテスク(吉田知子)
不明のグロテスク(草森紳一)
グロッタの宇宙
{地獄草紙・餓鬼草紙―中世グロテスクの世界(高田衛)/鶴屋南北と残酷の美学―近世歌舞伎のグロテスク(落合清彦)/裏街道の美意識―浮世絵におけるグロテスクの源泉と系譜(宗谷真爾)}
グロテスクの探求
{文学におけるグロテスクの意味(深田甫)/異議申し立ての芸術―美術におけるグロテスクの表現をめぐって(石崎浩一郎)}
禁制とグロテスク
{仮面・刺青・化粧のグロテスク(武智鉄二)/見世物小屋の方へ―白昼夢・祭礼・異界(堀切直人)}
グロテスク・孤独の楯―日本伝奇文学とグロテスク(中田耕治)
西欧吸血鬼小説とグロテスク(小宮卓)
グロテスクと風俗
{民俗における怪奇の要素(宮田登)/春画とグロテスク(日向あき子)/雑誌『グロテスク』の周辺―昭和エログロ文化(梅原正紀)}
魔女・異端審問―西欧中世の呪われた妄想(吉田八岑)
グロテスク演劇をめぐる悲喜劇―イタリアのテアトロ・グロッテスコについて(大空幸子)}
書評 松田修『刺青・性・死』(笠原伸夫)
連載 {細道の中国4 澳門《マカオ》・海・雲(竹内実)/狂気の構造13 風来金谷(村岡空)}