1984年初版 ページ部分16.5×23.5 P301+索引P15 函少汚れ、背イタミ 帯イタミ 本体ビニールカバー、スリップ付
1984年初版 ページ部分16.5×23.5 P301+索引P15 函少汚れ、背イタミ 帯イタミ 本体ビニールカバー、スリップ付
「……その歴史的興味が私をもっとも魅了した土地ということになれば、やはり、アレクサンダーのインド征服の旅が、たとえ束の間のはいえ、あたかも隆盛の放つ光芒にも似た輝きをもって歴史の上に燦然と浮かび上がらせた、インダス川の西に横たわる比較的狭小な地域に、指を屈さざるを得ないのである。(本書『序』より)」(帯文)
マケドニア王アレクサンダーのインド遠征の足跡を辿る、調査旅行の記録。
目次:
序
第1章 国境の彼方に横たわる宿願の地/第2章 スワートへの旅立ち/第3章 仏教遺跡を訪ねて/第4章 懐かしい友人に迎えられて/第5章 ビール・コートおよびその周辺の遺跡/第6章 アレクサンダー大王のスワート攻略/第7章 ウタラセーナ王のストゥーパ/第8章 ウデ・グラームと付近の古い城砦/第9章 バードシャーの都にて/第10章 サイドゥとマングラワール周辺の仏教遺跡/第11章 スワート・コヒスターン地方への旅/第12章 トールワールへの行進/第13章 スワート川の源流をたずねて/第14章 スワート・インダス分水嶺を越えて/第15章 シルカイ峠からカーナへ/第16章 ピール・サルへの登攀/第17章 アオルノスをもとめて/第18章 ピール・サルの調査/第19章 アレクサンダーのアオルノス攻略記/第20章 ピール・サル山頂のアオルノス/第21章 ピール・サルの古代遺跡、ならびにウーナ山の名の由来について/ 第22章 史跡とその伝説に別れを告げて/第23章 チャケーサルとプーラン/第24章 ブネールとイラム山への旅/第25章 スワートとの別れ
巻末に注、解説・付スワート紀行、索引、図版・地図リスト、地図掲載固有名リストを収録