1999年 B5変型判(18.3×22.5) P75
1999年 B5変型判(18.3×22.5) P75
「神社の境内に突然 見世物の小屋が出現するのは 祭りの一週間ほど前である。当日、小屋の周りは 露天商に囲まれ 客寄せの口上に惹かれ、人で埋まる。次の日、すべてが跡形もなく消え、いつのも人気のない神社にもどる。現在、見世物小屋は二軒だけになった。」(表紙文より)
目次:
「最後の見世物」師 多田さんのこと(カルロス山崎)/北海道の高市と見世物(坂入尚文)/分方さんと荷主さん/見世物小屋遊心 人間ポンプ一座(北村皆雄)/樽を駆け回るワールドオートバイサーカス/鼎談 見世物の仮設性(山口昌男、木下直之、坂入尚文)/近代サーカスの誕生そしてヌーヴォ・シルク(石井達朗)/見世物研究家・列伝(川添裕)
〔連載〕泉州 福建省の芸能に生きる人びと 最終回 (勝木言一郎、山本宏子)