2019年 文庫判 P461 帯背少ヤケ、端僅イタミ カバー少イタミ、裏側上角少折れ跡 ページ角僅折れ跡

2019年 文庫判 P461 帯背少ヤケ、端僅イタミ カバー少イタミ、裏側上角少折れ跡 ページ角僅折れ跡
“水辺の妖怪はいかにしてうまれてきたのか?”(帯文)
“水辺に出没する日本の妖怪・河童。本書は、民間伝承や文献に出現するこの空想生物を、時代ごと地域ごとに精査。そこから、近世の灌漑用水発達と鎖国にともない内陸の河沼へ目が向けられたこと、ワニやスッポンなど水棲生物を祖型としつつ、水死者・ 被差別民・処刑キリシタン等のイメージが多元的に重なって河童となったことが浮かびあがる。民俗学と科学史を横断した異色の生物学者による実証分析的空想生物学の著作。その底流には、日本人の生命観へのアプローチが満ち満ちている。”(カバー裏紹介文)
目次:
凡例
【第一章 河童前史】
わに
摩竭魚と竜
ヘビ
エビス
河童の誕生
【第二章 河童の行動】
河童の行動の諸段階
用水と河童幻想
ウマとサル
河童の相撲
河童の手切り
手接ぎの妙薬
【第三章 遺伝・変異および先祖がえり】
河童と胡瓜
河童が嫌うもの
先祖がえり
【第四章 近世知識人の河童イメージ】
『水虎考略』の誕生
江戸の河童写真図
皿甲型河童定型図の変異
腹背側面図の三点セット
皿甲型河童定型図の起源
本草書・考証書のなかの河童
【第五章 九州土着の河童イメージ】
「河童聞合」の河童
河童と格闘した人たち
河童伝承における幻想的要素
筑後川・山国川流域の河童写真図
本草家と一般人の河童イメージの比較
【第六章 河童伝承における動物的・人的要素】
動物モデル
水辺の山人
人形と被差別民
平家の亡魂
まぼろしのキリシタン
みじかい結末
【第七章 近世一九世紀における河童文献の書誌】
『水虎考略』の諸本とその内容
『水虎考略』の増補
『水虎考略後編』の成立
『水虎譜』と『水虎之図』
『水虎考略』の影響をうけた他の諸本
そのほかのB型図収載本
表題が『水虎説』・『水虎考略』系本と紛らわしい本
転写過程における変異
注
文献(明治以後)
古代・中世・近世文献の出所
図の出所
あとがき
文庫解説(小松和彦)
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河童の日本史 中村禎里 ちくま学芸文庫
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