2005年 四六判 ソフトカバー P182 カバーおよび本体表紙折れ跡 カバー背から端にかけて僅ヤケ、少イタミ
2005年 四六判 ソフトカバー P182 カバーおよび本体表紙折れ跡 カバー背から端にかけて僅ヤケ、少イタミ
“ナマハゲ ―奇習といわれ、その特異な民俗は全国的に有名になった。しかしこの年中行事の起源や伝承、意味については全くの謎とされている。本書旧版がその解明に一石を投じてから二十年。新たな視点を加えて、再び世に問う!
ナマハゲの語源、伝播、伝説、儀礼などを通して、来訪神儀礼の原像にせまる。
ナマハゲを政治人類学的に捉え直し、日本人の神観念を新たに考えようとする試みである。
ナマハゲは果たして何なのか―。
秋田県のみならず全国に散在する、ナマハゲと類似する年中行事を網羅。ナマハゲとの関係、その変遷の痕跡を探る上で欠かせない資料。”(カバー紹介文)
目次:
はじめに
第一章 ナマハゲとは何か
1 正体
2 歳神
3 語源
4 行事
5 伝播
6 伝説
7 儀礼
第二章 儀礼の政治学
1 もどりなまはげ
2 能代のナゴメハギ
3 能登半島のアマメハギ
4 福井のアマメン
5 八重山諸島のアカマタ・クロマタ
第三章 来訪神儀礼行事
1 秋田県内比較一覧
2 全国来訪神一覧
3 来訪神儀礼の原像
資料 ナマハゲ参考文献
おわりに
人名索引
事項索引