1986年 四六判 P307+索引P5 帯付 カバー背僅ヤケ 小口僅イタミ
1986年 四六判 P307+索引P5 帯付 カバー背僅ヤケ 小口僅イタミ
“古代より日本各地で行われてきた、まよけの民俗誌。
自然と人間が織りなす濃密な世界。”(帯文)
著者が全国各地を巡って採集した、死や葬送にまつわる魔除け・まじないを紹介。
出産・育児にまつわる魔除けを集めた前著『生ともののけ』に続くシリーズ2作目。
目次:
【I 出棺まで】
“死”を起すもの(序にかえて)
魂よび
死体の上の魔よけ
1 刃物/2 箒/3 十字/4 屏風
死体に入るもの
地獄縄
北枕
枕めし
湯灌
1 湯灌/2 湯灌後の祓い
棺に納む品
1 うつぎ/2 しきみ
【II 葬送】
でたちの飯
掃き出す
たいまつ
棺の火
白
1 身を包む白/2 ぜんの綱
【III 墓】
地どり
穴掘酒
穴守り
塚守り
墓の火
墓以前
1 捨て処/2 捨て処から墓へ
【IV 残る者のつつしみ】
喪
耳ふたぎ
あとがき
索引