昭和49年 ページ部分19.0×23.9 ノンブルなし 函ビニールカバースレ 帯ヤケ、汚れ 函上端ヤケ、汚れ、角スレ 本体元パラヤケ、イタミ、破れ 天地小口少ヤケ、時代シミ 巻頭遊び紙(トレーシングペーパー)湿気波打ち
昭和49年 ページ部分19.0×23.9 ノンブルなし 函ビニールカバースレ 帯ヤケ、汚れ 函上端ヤケ、汚れ、角スレ 本体元パラヤケ、イタミ、破れ 天地小口少ヤケ、時代シミ 巻頭遊び紙(トレーシングペーパー)湿気波打ち
“美しい寄り目の少女チコの夢物語
若い二人の作家がつくった105点の鉛筆画と写真による魅惑の絵本”(帯文)
冒頭、発生学の講義めいた文章から半人半鳥の生物の誕生が語られ、以後は文章のない図版(モノクロ)によって鳥人が少女を拐すあらすじが示される。
河出書房新社が刊行していたシリーズ「眼は未開の状態にある叢書」の2冊目にあたる作品。
なお、同じシリーズにはマックス・エルンストのコラージュ小説3部作も含まれており、絵だけで語られるストーリー、鳥人というモチーフ、ときおり挿入されるシュルレレアリスティックな図版など、本書とエルンストの間には相通じる部分が感じられる。
目次:
序文 だれが目撃者?(瀧口修造)
【文】生物すなわち生命をもつ個体は……
【図版】