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黄金時代 澁澤龍彦 薔薇十字社

1,400円(税込)

1971年初版 A5判 P246 帯ヤケ、汚れ、破れ補修 本体表紙少反り 天地小口少ヤケ、少時代シミ 扉ページ端少汚れ

商品の説明




1971年初版 A5判 P246 帯ヤケ、汚れ、破れ補修 本体表紙少反り 天地小口少ヤケ、少時代シミ 扉ページ端少汚れ

澁澤龍彦エッセイ集。

“…収録した十七篇のエッセーは、それぞれモティーフもテーマも千差万別であるが、そのなかに底流のごとく、私の抜きがたい未来嫌悪と、原初の楽園への回帰の夢とが、自分でも意外に思われるほど、 色濃く流れているような気がしてならなかったので、こんな題名を選んでみたまでのことである。…”(本書「あとがき」より)

“「歴史よりも神話を、観念よりもイメージを、抽象概念よりも象徴を…イデアよりもイコンを」愛するという澁澤龍彦の、豊饒なる原初の楽園への回帰の夢。この夢みる魔術師に誘われて、ヘルメス的一元論探求の道をともにたどるならば、いつか不可思議な深い想いに囚われており、もはやその魔道から脱けでることはできないであろう。……”(帯裏紹介文)

目次:
バビロンの架空園 失われし庭を求めて
ユートピアと千年王国の逆説
ヨーロッパのデカダンス
もう一つの世紀末
万博を嫌悪する あるいは「遠人愛」のすすめ
時間の死滅について
ミューゼアム・オブ・カタクリズム
サドは裁かれたのか ―サド裁判と六〇年代の精神分析―
魔的なものの復活
A・キルヒャーと遊戯機械の発明
幻想文学について
幻想動物学
メタモルフォーシス考
からくりの形而上学
ジョルジュ・バタイユ ―比喩としての畸形について―
妖怪および悪魔について
ヨーロッパの妖怪

あとがき

その他の詳細情報

販売価格 1,400円(税込)