1988年 文庫判 P399 帯スレ多 カバースレ甚大、汚れ、端少イタミ、背ヤケ 天地小口および扉ページ少シミ汚れ 末尾ページ剥がし跡
1988年 文庫判 P399 帯スレ多 カバースレ甚大、汚れ、端少イタミ、背ヤケ 天地小口および扉ページ少シミ汚れ 末尾ページ剥がし跡
“苦難の漂流の果てに辿りついた異郷で彼らは何を見、何を感じたか。”(帯文)
“484日の海上漂流を強いられた督乗丸、幾組もの漂着者をうけ入れた絶海の孤島・鳥島、 日本人として初めてアメリカへ渡った永住丸……。江戸時代の漂流をめぐって、それぞれの当事者たちの苦難と驚きにみちた冒険と体験を精緻にあとづけ、鎖国下において実際に〈異郷〉の土地をふんだ人々、“世界を見てしまった男たち”の行動と認識のあり方を探るノンフィクション。”(カバー裏紹介文)
目次:
督乗丸の謎……海上漂流四百八十四日
無人島物語……ある島の伝記
日本人最初の世界一周……皇帝とともに気球を見る
はじめてのアメリカ……変らぬものは心なり
韃靼漂流記……万里の長城を越えて
「英国市民」力松の孤独……国際性の代償
中国を見た人々……漂流の帰途で
初版あとがき
文庫版あとがき