昭和46年 A5判 P225 函スレ、少汚れ、裏側端記名消し跡、背から端にかけてヤケ大、背下端濡れシミ 本体表紙少汚れ 天地小口ヤケ、少汚れ
昭和46年 A5判 P225 函スレ、少汚れ、裏側端記名消し跡、背から端にかけてヤケ大、背下端濡れシミ 本体表紙少汚れ 天地小口ヤケ、少汚れ
浜田到の名義で歌人として知られる著者の、生前未発表作品も含む詩の作品集。
三部構成で、「I」には生前どこかの媒体に発表した作品、「II」は遺された五冊の大学ノートのうち比較的整理された一冊から、「III」は残りの四冊からそれぞれ完結したものと思われる作品を選ぶ。
目次:
【I】
わかれに/低い声/背景/機械/隠者/火の髪/星の鋲/耳の空に/あなたの果てしない頷きの前で/少女/太陽を西へ/蒼ざめた貌について/深夜の薔薇
【II】
何処に/手の蔭に/アフォリスメン/それだのに今は/予感する夜に/少女/夜明け/少女/戒律/女に 或いは夜に/影/いなづま(或いは詩)/運悪く/汚れた手/壺/逆流してくる時間について/在る/びょうき/蝶/黒い卵/〈夜〉又は〈女〉に/昨日も明日も/赤い花瓣/嘆き/骨の火/さみしさは/死のおもひ/或る夕べ/冬の匂い/◎/終りのうた
【III】
息する空間/森/**/空間 ―鷗の女―/死んだ人たち/薔薇詩集/明日/糸杉/花火/愛/蠟燭/光が/地球が廻っている/闇/雨/形/夕日の時/つぎの夜/球体の夢/橋/COSMOS/蠟燭/愛から死んだひとたちが/お前の海は/あなたのながい瞼の下で/虫/若し あめつちから/ひとりではない/くうき/ひと日のつとめが/手/動物園にて
後記