2003年3刷 A5判 ソフトカバー P340 帯背ヤケ大、端少イタミ カバー背ヤケ 小口少シミ汚れ ページ角僅折れ跡
2003年3刷 A5判 ソフトカバー P340 帯背ヤケ大、端少イタミ カバー背ヤケ 小口少シミ汚れ ページ角僅折れ跡
もともとは1998年に行われた第二回オール早稲田文化週間参加企画『見世物小屋の文化誌』のシンポジウムの報告書として企画されたが、さらに内容をふくらませ、シンポジウムで問題提起された事項について研究家が寄稿した書籍となった。随所にモノクロ図版を付す。
“見世物とは、はたしてどんなものであったか。いついつまでものお話のタネ、のちのちの語りぐさ。”(帯文)
目次:
見世物の現状(上島敏昭)
「コマす」装置 見世物小屋の構造と論理(鵜飼正樹)
見流しの劇場考 見世物小屋建築文化(橋爪紳也)
見世物芸を障害者 「見られる」存在と「見せる」存在をめぐって(生瀬克已)
シンポジウム・見世物小屋の文化誌 荷主の世界
シンポジウム・見世物小屋の文化誌 歩方の世界
見世物と歌舞伎・浄瑠璃(和田修)
小屋掛けストリップの日々(【話し手:吉本力 聞き手・構成:橋本裕之)
中国の見世物世界 清朝末期の図像より(中村愿)
印度の見世物芸・大道芸 その南と北(森尻純夫)
フリークショー 実像と映像のパノラマ(石井達朗)
見世物絵看板師列伝(カルロス山崎)
見世物小屋に就いて(圖師嘉彦)
見世物小屋〜旅芸人 人間ポンプ一座〜(北村皆雄)
見世物研究資料(上高敏昭)
あとがき