絵画に見えたる妖怪 解説：吉川観方 編：黒山嘉一 京都文化資料研究会
昭和49年再版 A５判 ノンブルなし 表紙少ヤケ、角僅スレ 天時代シミ多、地・小口少時代シミ 巻頭数ページ下端少時代シミ
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商品の説明
昭和49年再版 A５判 ノンブルなし 表紙少ヤケ、角僅スレ 天時代シミ多、地・小口少時代シミ 巻頭数ページ下端少時代シミ
タイトルのとおり絵巻や仏教美術、掛軸、刊本の挿絵、浮世絵など、妖怪を描いた古い絵画36点をモノクロ図版で紹介し、それぞれに解説を付す。
大正14年に美術図書出版部から同著者・同タイトルの『繪畫に見えたる妖怪』、翌15年には『続 繪畫に見えたる妖怪』という書籍が刊行されているが本品とは内容が異なっており、事実上３冊目の画集であることから、「続々篇」と呼ばれることもある版。
目次：
一、鬼 ―伝土佐光長筆 板橋貫雄摸 「地獄絵巻」部分
二、餓鬼 ―伝土佐光長筆 久保田月桂摸 「餓鬼草紙」部分
三、鬼と童子 ―（吉野時代筆者未詳 「青面金剛」部分
四、付喪神の宴遊 ―岡田為恭筆 「付喪神草紙」部分
五、足ある幽霊 ―山岡元隣作 吉田半兵衛筆 「百物語評判」抄出
六、足無き幽霊 ―佐川嵩之筆 「妖怪図巻」部分
七、女房と幽霊 ―土佐光起筆 森徹山摸
八、うぶめ ―鳥山石燕筆 「百鬼夜行」抄出
九、亡者の盆踊 ―蔀関月筆 「妖怪年中行事絵巻」部分
十、付喪神の群 ―伊藤若冲筆
十一、幽霊 ―円山応擧筆 駒井源��摸
十二、お菊の亡魂 ―祇園井特筆
十三、幽霊の笑ひ ―遠坂文岱筆
十四、伊右衛門とお岩 ―歌川国芳版
十五、隠亡堀戸板返し ―滝川国広版
十六、伊右衛門と化提灯 ―春江齋北英版
十七、清玄の霊 ―三代歌川豊国版
十八、宗吾の亡霊 ―歌川国芳版
十九、小平次殺し ―三代歌川豊国版
二十、化物屋敷 ―葛飾北齋版
二一、蜘蛛の怪 ―歌川国貞版
二三、相馬御殿の怪 ―歌川国芳版
二三、瀬田の竜女 ― 〃
二四、佐夜の中山夜泣石 ― 〃
二五、猫の怪 ―歌川芳藤版
二六、大江山の鬼退治 ―歌川芳艷版
二七、大蛇と大鷲合戦 ― 〃 筆
二八、清盛怪異を見る ―安藤広重版
二九、陰陽見立涅槃像 ―宇喜多一惠筆
三十、狐の嫁入 ―佐藤魚大筆
三三、幽霊 ―河鍋曉齋筆
三三、重い葛籠 ―月岡芳年版
三三、轆轤首 ―石川鴻齋編 小林永濯筆 「夜窓鬼談」抄出
三四、幽霊 ―鈴木松年筆
三五、雨夜の蚊遣火 ―吉川親方筆
三六、牡丹燈籠 ― 〃
