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別冊太陽 神像の美 すがたなきものの、かたち 平凡社

2,300円(税込)

2004年 22.0×29.1 P151 巻頭・巻末ページ端僅ヤケ、少汚れ

商品の説明


2004年 22.0×29.1 P151 巻頭・巻末ページ端僅ヤケ、少汚れ

“日本の神はそもそも、太陽や海、山や川など自然を信仰の対象としたアニミスティックなものでした。このため大陸伝来の仏教の本尊である仏像のように、神の“すがた”が絵画や彫刻に表されることは、ほんらいありえなかったのです。
…〈略〉…
「神仏習合」という現象が日本の各地でみられるようになると神にも“かたち”が与えられるようになりました。……”(本書巻頭「神像の美」より)

目次:
神像の美 すがたなきものの、かたち。
はじまりの神像 すがたなきものの“かたち”の誕生(紺野敏文)

古代神のかたち 古代日本が生んだ独自の神人形。

八幡神像の出現(伊東史朗)

写真紀行 宇佐へ、神域へ。 八幡神の原風景を訪ねて(写真:澁谷征司)

麗しの女神たち たおやかな肢体、謎めいた微笑み。

荒ぶる神々の貌 我を畏れよ。怒れる神の迫真。

地方神を訪ねて 山岳神としての表現について(長坂一郎)

神と仏のあわい 神仏習合が生み出した、不可思議なかたち。

神をめぐることば(司馬遼太郎、小泉八雲、柳田國男、保田與重郎、折口信夫 写真:倉田精二)

多度大社巡拝之記(堀越光信 写真:澁谷征司)

神木聖樹に宿る“かたち” 神像の背後にみるわが国の精神世界(堀越光信)

湯の神さまに願うこと。 伊豆山神社と恋の温泉道中(水原紫苑 写真:白井綾)

地蔵か、比丘か 救済の仏に、隠された意味。

シヴァ神が、天神さまになるとき 日本の神像をかたちづくった、もうひとつの習合の道程。(山岸公基)

ちはやぶる神は、見えない 神の「人間主義」の成立をめぐる一考察(鎌田東二)

古代・中世神像関連史年表(津田徹英)
「神像の美」を、参拝する。

その他の詳細情報

販売価格 2,300円(税込)