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都心ノ病院ニテ幻覚ヲ見タルコト 澁澤龍彦 立風書房

1,000円(税込)

1990年 A5判 P240 カバー背少ヤケ、端少イタミ 天・小口少汚れ

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商品の説明


1990年 A5判 P240 カバー背少ヤケ、端少イタミ 天・小口少汚れ

澁澤龍彦の没後に刊行された、最後のエッセイ集。雑誌などに寄稿した文章を再録する。

目次:
【I】
都心ノ病院ニテ幻覚ヲ見タルコト
穴ノアル肉体ノコト
随筆家失格
私の著作展
校正について
ポンカリ
少女と奇蹟
ホモセクシュアルについて
妄譚
ホラーの夏 お化けの夏
人形師と飲む酒
私のハーゲンベック体験 ―「国立ドイツ動物大サーカス」日本公演パンフレット
『装幀=菊地信義』
来迎会を見る
水と火の行法 ―『東大寺お水取り』
アンケート
 {海外ミステリー愛読書ベスト100/海外ミステリー映画ベスト1/フランスを知るためのブックガイド・文学/澁澤龍彦が選ぶ私の大好きな10篇/死刑問題アンケート}
初音がつづる鎌倉の四季
鰻町アングイラーラ

【II】
『夜叉ヶ池・天守物語』解説
『我身にたどる姫君』雑感
『幻想のラビリンス』序
物の世界にあそぶ
ストイックな審美家 ―富士川義之『幻想の風景庭園』栞
植島啓司『分裂病者のダンスパーティ』序
『エトルリアの壺』その他
待望の詩誌
珍説愚説辞典
消えたニールス・クリム
もっと幾何学的精神を ―第一回幻想文学新人賞選評
ふたたび幾何学的精神を ―第二回幻想文学新人賞選評
ポルノグラフィー
中野美代子『中国の妖径』 書評
ドミニク・フェルナンデス『シニョール・ジョヴァンニ』他書評
贖罪としてのマゾヒズム
河村錠一郎『コルヴォー男爵 ―知られざる世紀末』 書評
遠近法の小説『ヘンリー・ジェイムズ作品集』推薦文
クロソウスキー『バフォメット』推薦文
マリオ・プラーツ『肉体と死と悪魔』推薦文
生きた知識の宝庫 ―「廣文庫」推薦文

【III】
江戸の動物画
加納光於 痙攣的な美
金子國義画集『エロスの劇場』推薦文
十八世紀 毒の御三家 スウィフト サド ゴヤ
ルドン「ペガサス」
序 モリニエ頌 ―『ピエール・モリニエ』
加山さんの版画 ―『加山又造全版画集』推薦文
島谷晃画『おきなぐさ』推薦文
オブジェとしての裸体について ―川田喜久治オリジナルプリント『Nude』
小川熙『地中海美術の旅』推薦文
細江英公『ガウディの宇宙』書評
ロマン劇の魅力 ―「ルクレツィア・ボルジア」公演パンフレット
「小間使の日記」映画評
吸血鬼、愛の伝染病 ―映画「ノスフェラトゥ」パンフレット
百五十年の歴史をたどる ―『写真の見方』を読んで
写真家ベルメール ―序にかえて

【IV】
標本箱に密封された精神
石笛と亀甲について
リゾームについて ―十九世紀パリ食物誌
星の思い出
鉱物愛と滅亡愛
獏の枕について
夢のコレクション
遊戲性への惑溺

【V】
変化する町
神田須田町の付近
変幻する東京
駒込駅、土手に咲くツッジの花
鎌倉のこと

【VI】
中井さんのこと
東勝寺橋
さようなら、土方巽
玉虫の露はらい
回想の足穂
今さんの思い出
矢牧一宏とのサイケデリックな交渉 ―『矢牧一宏遺稿・追悼集』
たのしい知識の秘密 ―林達夫追悼
お目にかかっていればよかったの記 ―齋藤磯雄追悼
私のバルチュス詣で
ジャン・ジュネ追悼
ボルヘス追悼

あとがき(澁澤龍子)
初出一覧

その他の詳細情報

販売価格 1,000円(税込)