1989年 文庫判 P386 カバー僅スレ、背ヤケ、端僅イタミ 小口からページ端にかけてヤケ
1989年 文庫判 P386 カバー僅スレ、背ヤケ、端僅イタミ 小口からページ端にかけてヤケ
“原敬により、院外団から、代議士、党幹部に引立てられ、拓殖会社の理事として辷り込む父・尾花晋作。
三年前病死した正妻のあとになおった27歳の三輪子。
洋行志望する前妻の子、主人公20歳の学生尾花晋一。
俗物・まがいもの行き交う、愛あり恋あり不倫あり、裏切り、謀略なんでもありの巷のなかで、昂然として、高貴なるものの光芒一閃。石川淳を代表する傑作。”(カバー裏紹介文)
目次:
白頭吟
著者に代わって読者へ(佐々木甚一)
解説(立石伯)
作家案内(竹盛天雄)
著者目録(立石伯)