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腰巻お仙 唐十郎 現代思潮社

1,500円(税込)

1969年3刷 本体15.0×19.3 P277 帯付 函時代シミ、天地部少剥がれ、角イタミ 本体表紙少汚れ 小口ヤケ、時代シミ ページ端少汚れ

商品の説明




1969年3刷 本体15.0×19.3 P277 帯付 函時代シミ、天地部少剥がれ、角イタミ 本体表紙少汚れ 小口ヤケ、時代シミ ページ端少汚れ

演劇をめぐる論考・エッセイ10篇と、戯曲「腰巻お仙」二部作を収録。

“あるいは風を啖《くら》って路頭にたち顕れ、あるいは黄昏《かわたれ》の社の境内に紅《くれない》の天幕《てんと》を張る遊行一座“状況劇場”を率いる不敵な座頭、唐十郎の舌鋒〈特権的肉体論〉一〇篇に、戯作〈腰巻お仙〉二部作を配する一巻。
 *
貝殻の潮騒を聴くように、焼跡の銭湯のカランに耳を当てて、空襲の音を尋ねた日から二〇年―。「戦後の若者はまだなにもやっていない。ますます死相を帯びるだけだ。」という唐十郎の科白とともに、忽ち、二百年前の歌舞伎の曲り角を消点とする大遠近法がひらく。凡百の前衛亡者・芸術良民を顔色なからしめる怨念の虹を架け、烈しい花を飛ばす、河原者の遠征と襲来。朽果てることを正覚した表現の黄金過程たる劇道の錬夢術。「われ深き奈落より」幻の観客へ。”(帯文)

目次:
【特権的肉体論】
いま劇的とはなにか
幻の観客へ
石川淳へ
文化的スキャンダリストへ
役者の抬頭
夢判断の手品
灰かぐらの由来
魔女考
蛇考
終止符の巷談

【腰巻お仙】
第一部 忘却篇
 第一幕/第二幕
第二部 義理人情いろはにほへと篇
 第一幕 その人の名は/第二幕 恋づく/第三幕 ヴェロニカ/第四幕 月下
楽譜{乞食の唄/あんたが死んだら}

後記

その他の詳細情報

販売価格 1,500円(税込)