昭和44年 四六判 P315 帯スレ、汚れ 函角少イタミ 本体パラ糊付け、端少破れ 小口シミ 裏遊び紙書店ラベル添付
昭和44年 四六判 P315 帯スレ、汚れ 函角少イタミ 本体パラ糊付け、端少破れ 小口シミ ページ端少シミ 裏遊び紙書店ラベル添付
“妖美と耽奇の世界の優れた渉猟者、奇才・橘外男の代表長篇「青白き裸女群像」「陰獣トリステサ」「妖花イレーネ」の三篇を収録した傑作集。いずれも現代では、名のみ唱えられている幻影の作品である。”(帯文)
“中世に造営された地底の大宮殿に営まれる淫蕩の巣窟……癩にただれた倒錯者の群れ。珍種の犬と美貌驕慢の女性との奇怪なベスティアリティ……。生命造出術の秘密をつかんだ悪魔的な科学者の神秘の行為……。
グロテスクへの執拗な欲求、神秘と怪奇への沈潜の趣味、非現実、人工的な物語への意志―現代にまったく欠
如している“夢”をふんだんに盛り込んだ、橘外男のロマネスクの世界!!”(帯裏紹介文)
目次:
青白き裸女群像
陰獣トリステサ
妖花イレーネ
解説(澁澤龍彦)