1987年4版 A5判 P239 帯背ヤケ、端少イタミ 函背から端にかけてヤケ、底部僅剥がれ 本体元パラ少時代シミ、端少破れ、イタミ 小口僅時代シミ
1987年4版 A5判 P239 帯背ヤケ、端少イタミ 函背から端にかけてヤケ、底部僅剥がれ 本体元パラ少時代シミ、端少破れ、イタミ 小口僅時代シミ
“泉鏡花賞受賞作―唐草物語
日本の王朝からルネッサンス、イタリアまで、古今東西の展籍を自由に換骨奪胎し、虚と実、小説とエッセイの間を縫い、唐草(アラベスク)のように螺旋を描きながら様式化された、アレゴリーの不可思議な宇宙。妖しい“人工の花”にも似た12の幻想の物語。”(帯文)
目次:
鳥と少女
空飛ぶ大納言
火山に死す
女体消滅
三つの髑髏
金色堂異聞
六道の辻
盤上遊戯
閹人あるいは無実のあかし
蜃気樓
遠隔操作
避雷針屋
あとがき