昭和42年　新書判　P238　カバースレ、ヤケ、汚れ、少イタミ　小口ヤケ、時代シミ　裏遊び紙剥がし跡

テーマ別に四部で構成される随筆集。
第一部では妖怪・幽霊にまつわる話。第二部はNHK解説委員でもあった立場からテレビ・ラジオに関する思い出など、第三部は日常的な雑話、第四部は記紀その他の古典から恋人・結婚・きょうだいにまつわるエピソードを挙げる。

目次：
【I　空想動物園】
　河童(一)／河童 (二)／河童(三)／座敷小僧／一つ目小僧／鬼／天狗／人魚／長命の狐狸／河童の川流れ／天狗の鼻はなぜ高い／幽霊(一)／幽霊(二)

【II　放送閑話】
　皆さん今晩は／なれということ／バックボーン／処女講演の冷汗／「聞き魔」だった父／飲みすぎました／切られた部分／アナ失格の相／あなたへの合図／グレツタント／雨の夜の奇縁／おつかれさま／何も知らない｝

【III　みじか随筆】
　下着の洗濯／こんな楽しい会は感激です／夏休みと青春／誰がためにピアノは鳴る／女性のいろけ

【IV　日本粋話集】
　皇太子の恋／結婚事始め　その一／結婚事始め　その二／恐妻天皇記／聖天子恋愛す／失恋の恨み／失恋戦争／兄弟喧嘩／俳優の始まり／兄を殺した弟たち／三角関係／におえる妹／兄弟の結婚／兄弟と夫婦の間／怪奇な恋／とげなかった結婚／おとせ十三郎／夫婦喧嘩の始まり／はだかにされる／狐の女房／妻がさる／きわどい再会

あとがき

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