1998年初版 文庫判 P855+付録P7 帯スレ、背少破れ カバー時代シミ多 小口時代シミ
1998年初版 文庫判 P855+付録P7 帯スレ、背少破れ カバー時代シミ多 小口時代シミ
“日本陸軍参謀本部で孤独に綴られていた稀有の戦中日記『彼方より』、待望していた敗戦の日に立ち会うことなくいきなり戦後に放りだされ、小説とひとの愛をただひたすら求め続けた苦い彷徨の記録『黒鳥館戦後日記(正・続)を同時収録。“見知らぬ友よ、見知らぬままに我を愛せ。” ―痛切に甦る中井英夫の青春。”(カバー裏紹介文)
目次:
【彼方より】
{まえがき/昭和十八年/昭和十九年/昭和二十年/あとがき}
【黒鳥館戦後日記】
{一九四五年/一九四六年/あとがき}
【続・黒鳥館戦後日記】
{一九四七年/一九四八年/一九四九年/あとがき}
解説(鶴見俊輔)/解題(本多正一)
付録:「メーゾン・ベルビウ地帯」の頃(椿實)/今頃、『虚無』の読後感(下野博)