2009年 A5判 P371 帯・カバー端僅イタミ
2009年 A5判 P371 帯・カバー端僅イタミ
“ “内なる歌” 詩と音楽の融合
ベルリオーズから現代作曲家まで25人52曲の傑作群 ―演奏解釈の指針”(帯文)
目次:
日本語版への序(フランソワ・ル・ルー)
はじめに(ロマン・レイナルディ、フランソワ・ル・ルー)
序
【I 聴く、知る、演奏する】
聴く
{音から語へ/語から音楽へ/他のものを聴く/今日理解を得ること/繊細な朗読法……/知覚を助けるような…}
知る
{ロマンスからメロディへ/高踏派から象徴派へ/そしてシャンソンは?/フランスと外国/生成する詩/偉大な詩=偉大なメロディ?/すべての詩人が音楽家の気を引くわけではない/凋落のジャンル?}
演奏する
{どんな歌手のために?/男性か女性か?/メロディかオペラか?/情動より様式化/プログラムを組み立てる/伴奏/楽譜にどう取り組むか}
【II 理解と演奏】
ジョルジュ・オーリック {小さな森}
エクトール・ベルレリオーズ {墓地にて}
シャルル・ボルド {古き調べによせて}
エマヌエル・シャブリエ {薔薇色の豚の牧歌/きみの青い目}
エルネスト・ショーソン {甘き歌/不幸の騎士}
クロード・ドビュッシー {眠れない夜/出現/ステファヌ・マラルメの三つの詩}
アンリ・デュパルク {セレナード/ミニヨンのロマンス/ギャロップ}
ルイ・デュレ {ペトロニウスの三つの詩}
アンリ・デュティーユ {サンフランシスコナイト}
ガブリエルフォーレ {不在の人/ぼくの唇をつけたのだから/オランピオの悲しみ/水上のスワン}
シャルル・グノー {おお美しくつれない人よ/我が麗しの恋人は死んだ}
レイナルド・アーン {ひそやかに/イスラムの国で}
フィリップ・エルサン {描かれた言葉}
アルテュール・オネゲル {ポール・フォールの三つの詩}
ヴァンサン・ダンテディ {〈愛の神〉と髑髏}
ティエリ・ランチーノ {地に倒れた〈愛の神〉}
ジュール・マスネ {詩人と幽霊}
オリヴィエ・メシアン {三つの歌曲}
ダリウス・ミヨー {無垢}
フランシス・プーランク {詩人とテノール/ピエロ}
モーリス・ラヴェル {海外からの大風/聖女/二つの調刺詩}
アルベール・ルーセル {脅迫*
カミーユ・サン=サーンス {墓場にて/僕に言うことがないのなら/太っちょと痩せっぽち}
デオダ・ド・セヴラック {悲しい風景―落日/梟}
ジェルメーヌ・タイユフェール {神様、誰が励ましてくれるでしょう}
参考文献
人名索引
付録 歌い手のためのフランス歌曲発音法
訳者あとがき