叢刊《アンソロジー》 幻妖 日本文学における美と情念の流れ 解説：澁澤龍彦 現代思潮社
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1972年 四六判 P342 帯スレ、少イタミ 函ヤケ、汚れ 本体元パラヤケ、端少イタミ 表紙・見返し少汚れ 小口ヤケ、時代シミ 目次ページヤケ
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商品の説明
1972年 四六判 P342 帯スレ、少イタミ 函ヤケ、汚れ 本体元パラヤケ、端少イタミ 表紙・見返し少汚れ 小口ヤケ、時代シミ 目次ページヤケ
“精霊怪異に宇宙を語り、はた又、大魔道の狂気に欝勃し、御霊怨霊そして朝の紅顔・タの白骨に鎮魂の歌を譜す、日本人の超自然―超現実思想は凝って、ぬば玉の晦闇裡に螺鈿の光彩を織りなす、古今幻妖のコスモロジー。”（帯文）
目次：
新浦島（幸田露伴）
天守物語（泉鏡花）
魔術師（谷崎潤一郎）
件（内田百�痢�
神の嫁（折口信夫）
Kの昇天 ―或はKの溺死（梶井基次郎）
一寸法師譚（柳田國男）
のんしゃらん記録（佐藤春夫）
黄泉から（久生十蘭）
死児変相（神西清）
喜壽童女（石川淳）
虫めづる姫君（堤中納言物語）
東の方へ行く者、蕪を娶ぎて子を生みし語（今昔物語）
冷泉院の水の精、人の形と成りて捕はれし語（ 〃 ）
近江国安義の橋の鬼、人を噉ひし語（ 〃 ）
猟師の母、鬼となりて子を噉はむとせし語（ 〃 ）
高陽川の狐、女と変じて馬の尻に乗りし語（ 〃 ）
蛤の草紙（御伽草子）
花月（謡曲）
二人比丘尼（鈴木正三）
白峰（雨月物語・上田秋成）
霧島山幽郷真語（八田知紀 はしがき：平田篤胤）
解説（澁澤龍彦）
