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異貌の中世 ―ヨーロッパの聖と俗― 蔵持不三也 弘文堂

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昭和62年2刷 四六判 P243 帯僅イタミ、背ヤケ カバー少汚れ、少イタミ、背ヤケ

商品の説明


昭和62年2刷 四六判 P243 帯僅イタミ、背ヤケ カバー少汚れ、少イタミ、背ヤケ

“中世ヨーロッパの基底に存在した性・道化・祝祭・ユダヤ人・ペストなどを通して、権力としてのキリスト教と、したたかな民衆のエネルギーとのねじれた関わりをあぶり出し、キリスト教的・一元的ヨーロッパ社会の新たな一面を引き出す。”(帯文)

目次:
序章 《シドッチの風景》

第1章 祝祭としての教会 ―笑いの図像学―
 {1 スカトロジーの図像学/2 尻=ふいごの民俗学/3 性の歪像/4 道化の図像学/5 道化像の系譜/6 ゴリアール/7 お雇い道化たち}

第2章 救いとしての教会 ―聖母信仰の社会史―
 {1 聖人のコスモロジー/2 祝祭の現在/3 祝祭の背景/4 楽師たちの歴史/5 楽師たちの《王国》/6 スタム事件}

第3章 歴史としての教会 ―伝承の背景―
 {1 歴史としての伝承/2 火祭りの現在/3 伝承の背景}

第4章 教会の力学 ―ペストを巡って―
 {1 ユダの火祭り/2 アルザスのユダヤ人/3 黒死病とユダヤ人/4 虐殺の論理/5 ねじれとしての祝祭}

終章 民衆文化とキリスト教の位相

あとがき
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