平成4年初版 文庫判 P126 カバー背から端および小口からページ端にかけてヤケ
平成4年初版 文庫判 P126 カバー背から端および小口からページ端にかけてヤケ
昭和49年に刊行された第二歌集を文庫化。
“方代の魅力は脱俗の陰者ではなく、俗の中に立つ無用者の魅力であろう。「何となく涙ぐましくなる」と方代はいう。俗の中の存在の涙ぐましさに人は立ちどまる。”(宣伝文)
目次:
やけあとの唄/記憶/女は遠方にいる/鼻をならして/右左口村/にがいお茶/聖ドニの/またいつか逢って話をするために/小僧泣かせの花/あくる日のたそがれの頃/耳/仕舞い湯/木魚音/釘/うちうちだから/陽のあるうちに/抜け落ちた鼻骨/空樽の氷/小屋周辺
後記(岡部桂一郎)
解説(岡部桂一郎)