1983年 四六判 ソフトカバー P299+あとがき 帯スレ 本体表紙角折れ跡 小口ヤケ、汚れ P144〜145および図版ページ端シミ汚れ
1983年 四六判 ソフトカバー P299+あとがき 帯スレ 本体表紙角折れ跡 小口ヤケ、汚れ P144〜145および図版ページ端シミ汚れ
“小さな椅子の脚から壮麗な教会の天井画にいたるまで、一つ一つのディテイルを無限に旅し、〈部屋〉空間の不思議に至る新インテリア論”(帯文)
バロックやロココの時代を中心とした部屋のインテリア、家具、調度品を題材に、それぞれにまつわる文化・歴史的背景や、美術・文芸などとの関わりをとりまぜて、〈部屋〉を精神史として読み解く。
目次:
【I 部屋の宇宙誌】
暖炉/天井/怪獣家具/カーテン/時計/戸棚/チャイニーズ・ルーム/バルコニー/書き物机/家具の秘密/マルケットリ/椅子の背中/部屋の死、死の部屋
【II 部屋の空間史】
マニエリスムの部屋/貝設と僧侶/バロックの図書館/三つの時代を読む (1)ゴシックの表現 (2)マニエリスム (3)バロック芸術とインテリア/ロココの歓楽と憂愁
【III インテリアの旅】
八百屋の宇宙・骨董屋の宇宙/部屋をめぐる断想 (●ジス・イズ・ア〈部屋〉 ●スペイン風の部屋 ●カントリーの部屋 ●ベッドのある部屋 ●森の中の部屋 ●鏡のある部屋 ●ロイヤル・ルーム ●タンクに浮かぶ ●走る部屋 ●エラリー・クイーンの家 ●廊下の迷路 ●ヴィスコンティの部屋)
あとがき