1993年1刷 文庫判 P301 カバー少汚れ、端ヤケ、背上端少破れ 小口からページ端にかけてヤケ ページ端数ヶ所に僅皺 扉ページ少シミ汚れ
1993年1刷 文庫判 P301 カバー少汚れ、端ヤケ、背上端少破れ 小口からページ端にかけてヤケ ページ端数ヶ所に僅皺 扉ページ少シミ汚れ
“「時」の制約のうちに生きる人間のいのちが、白く灼く炎ときらめくその一瞬に小説のありかをさぐる大庭みな子。
時間の変幻と永遠相が虹のプリズムを通して綾なすさまを、旧知との交遊のはざまに見出して詩的に定着した『海にゆらぐ糸』連作(川端賞受賞)と、ひとのいのちの収斂するときをいとおしんで描く短篇一作と放送劇とを収録。”(カバー裏紹介文)
目次:
トティラワティ・チトラワシタ
海にゆらぐ糸
鮭苺の入江《サーモンベリイ・ベイ》
ろうそく魚《キャンドル・フィッシュ》
べつべつの手紙
糸巻のあった客間
海にゆらぐ糸
フィヨルドの鯨
黄杉 水杉
石を積む
著者から読者へ
解説(江種満子)
作家案内(水田宗子)
著書目録(与那覇恵子)