1979年10月号 20.5×27.5 P104 表紙およびページ角折れ跡 表紙スレ、汚れ 小口からページ端にかけてヤケ、時代シミ
1979年10月号 20.5×27.5 P104 表紙およびページ角折れ跡 表紙スレ、汚れ 小口からページ端にかけてヤケ、時代シミ
前号(第5号)巻末の「編集ノート」に
“日本で唯一の本格ヴィジュアル・パロディ・マガジンとして出発した季刊ビックリハウスSUPERから、企画を引き継いで創刊したSUPER ARTですが、来月号から、デザイン、イラストレーション、インダストリアル・アートを中心テーマにした、情報マガジンとしての要素をさらに強化編集していくことになりました。“都会は巨大な美術館”という発想から、日常生活に密着したヴィジュアル・ワークスを、さらに具体的に面白く展開していくもので、もちろんパロディ・カルチャーもそのひとつとして扱っていく予定です。”
とある通り、前号までメイン・コンテンツの一つだったパロディ作品のコーナーを縮小し、商業美術、現代アート、ファッションデザイン・サブカルチャーなど、同時代の視覚文化に関する情報に比重を置いた誌面構成に方針を転換。
次々号(第8号)から『スーパーアート・ゴクー』と改名し、いわゆるパルコ・カルチャー的なものを発信する雑誌へと変貌してゆく、その端緒となる号。
目次:
【スター広告への挑戦 SUPER STAR CAMPAIGN 七彩夢幻からジュリーに至るパルコデモンストレーション・ポスターの系譜(取材撮影:二本木里美)】
彼らのとびきりの才能と可能性にひかれて(石岡瑛子)
はっとさせる情念をねらいたかった(鋼田正義)
ドミニクはモーツアルト、フェイは音楽を嫌った(操上和美)
ジュリーというモチーフには距離がなかった(杉本英介)
【ヨーガン・レールの仕事】
JURGEN LEHL(インタヴュー:小池一子)
人と作品にふれて
{何度もの出逢いと驚き(秋元澄子)/敏感なアンテナを持っている(大竹秀子)/トータルに生活をデザインする(原由美子)/ホンモノを見抜く人(石岡瑛子)}
山口はるみスーパーカンバセーション 無人島にはヘリコプターで(対談:糸井重里 撮影:長坂洋平)
SUPER GALLERY 佐藤正明 一つ一つの穴に指をつっこんでみたい(伊藤比呂美)
グラフィックデザイナー訪問 戸田ツトム バイオニック・スペキュレーション全開中(レイアウト:戸田ツトム)
女流イラストレーター訪問(6) 佐野洋子 猫嫌いの猫絵描き(榎本了壱 撮影:山崎博)
KAOLOGY(撮影:榎本時雄)
{原田治 ぼくの顔ベスト3/酒井チエ 詩を書くような顔に見えますか?}
発想について(11) 田淵裕一 ―TABTYPE MANUAL(タブチ式カメラ使用説明書)(撮影:山崎博)
GKショップ IDは口紅から機関車まで(島田十郎)
SONY ZILBA'P 音楽が聞こえる ジャック&ベティは卒業式にジルバを踊った
レザーリアム 今、最も新しいテクノロジーの映像を見る(山崎典夫)
タレント・ジャックの小島武 極意、似ない一歩手前を描く(島川ゆき)
DIG UP イルーシカ 夢とカメラとカラーコピー(伊藤喜孝)
ウォールペインターズ・カタログ5 岡田良司 佐藤邦男 地酒を起爆剤に描きまくる!(窪田僚)
怪物事典 孫悟空の出逢ったカイブツたち6(草森紳一 イラストレーション:湯村輝彦)
ロマンエッセイ つれづれなるまま6 パフォーマンス(粟津潔)
ポップ本(3) (萩原朔美 撮影:荒川健一)
木村恒久のヴィジュアル・スキャンダル13 内外トピック
外国漫画 ADULT ONLY6 愚者の天国(三浦節)
ビックリハウジング6 生物のアナロジー(井上耕一)
ジャケット・セレクション (今月のセレクター:楳図かずお)
クリエーターへの質問(吉田カツ、秋山育、小泉孝司、湯村輝彦、タケイエミコ)
情報
超透視画報(下谷二助、つのださとし、中野豪、深見春夫、マエダ・ヒオミ、内山健之亮、笠井武春、中村智珠、塩谷勝二、渡辺隆、畠山昭人)