1993年 B6判 P227 帯端僅イタミ、背少ヤケ カバー背から端にかけてヤケ、端少イタミ
1993年 B6判 P227 帯端僅イタミ、背少ヤケ カバー背から端にかけてヤケ、端少イタミ
“1930年代イギリス現代詩に、モダニスムにかわる「世代の声」の代弁者として、革命的な変革をもたらしたW・H・オーデン。初期には「性と政治」、39年アメリカ移住後は「倫理と宗教」をテーマに、魂の救済を求めて人間の根源的な不安と取り組み、わが国の戦後詩人にも多大な影響を与えた現代詩の偉大なるリーダー。”(帯文)
目次:
〔詩篇〕
I 1927〜1932
きょうは顔をあげて/旅/自由な人間/かがり火/よく考えてみよ/見に行き給え/三人の連れ/目撃者
II 1933〜1938
獲物/フーズ・フー/この島で/夢/秋の歌/ローマン・ウォール・ブルース/「愛」ってなんなの、本当は?/子守唄/ある晩、ぼくは散歩に出て/戦いのときに/ある専制者の墓基碑銘
III 1939〜1947
W・B・イェイツをしのんで/一九三九年九月一日/もうひとつの時間/われわれの性癖《バイブス》/岐路に立って/聖セシーリア祭祝歌/教訓
IV 1948〜1971
たいせつな五感/支配人/正午の祈祷〈セクスト〉/聖金曜日の子/あのうえの/城壁なき都市/悪魔の唄
〔詩論・エッセイ〕
作ること、知ること、判断すること
〔詩人論・解説〕(訳:福間健二)
ウィスタンのこと(スティーヴン・スペンダー)
オーデンのモダニズムの書きかえ(エドワード・メンデルスン)
解説(福間健二)
年譜