1992年 A5変型判(ページ部分14.8×20.0) P493 帯・月報付 函僅時代シミ 本体天僅汚れ 巻頭数ページ端少時代シミ
1992年 A5変型判(ページ部分14.8×20.0) P493 帯・月報付 函僅時代シミ 本体天僅汚れ 巻頭数ページ端少時代シミ
“アンドレ・ブルトンとは誰だろう? 私がこの人に魅惑的な謎を感じるのはなぜだろう。”(帯文)
目次:
【I ブルトンとシュルレアリスム】
最近のピカソとキリコ/シュルレアリスムその後 パリ国際展とアンドレ・ブルトン/シュルレアリスムの伝統/マッタ/アンドレ・マッソンの変貌/近代美術とデザインの交流/愛人ジュリエット/レオノール・フィニ/ヴィクトル・ブローネル/クトオ偶感/イヴ・タンギー 青い水底/忘れられた人々/ウィルフレッド・ラムについて/シュルレアリスムその後/シュールレアリスム/現代作家一五〇人より/芸術とエロス シュルレアリスム国際展をめぐって/サド侯爵の遺言執行式/刊行によせて [アンドレ・ブルトン著・稲田三吉訳『シュールレアリスム宣言』]/シュルレアリスムの二〇年/日本のシュールレアリスム/モーリス・ナド-『シュールリアリスムの歴史』/超現実主義との出会い ブルトン『シュールレリアスム宣言』/変貌する家具 ステルピーニとデ・サンクティスの共同作品/追悼 アンドレ・ブルトンの窓/アンドレ・ブルトン『ナジャ』ほか/アンドレ・ブルトンを読むために
[解説・翻訳]自由な結合・薔薇色の死・不寝番(アンドレ・ブルトン)
[翻訳・編集]シュルレアリスムの再発見
[座骸会]シュールレアリスムとアンフォルメル
[座談会]オブジェについて
[インタヴュー]演劇についての一問一答
[座談会]アンドレ・ブルトン 水遠に封印された謎
[講演]シュールレアリズムについて
[講演]オブジェを中心とした近代美術の歩み
[講演]今日の美術 オブジェを中心として
[翻訳]速度 新しき悪徳(ポオル・モオラン)
【II ダリ、ミロ、エルンスト】
異邦人/絵のない絵の物語 アメリカにおけるダリ/ダリとカルダー/ダリ、ミロ、エルンスト/サルヴエドール・ダリ/ミロとダリ/ホアン・ミロ/ダリ周辺/魔法の破片/マックス・エルンスト 「絵画の彼岸」の画家/ダリ芸術を迎えて/回想のダリ/ナルシスの変貌 サルバドール・ダリをめぐって/ダリ現象/ダリとポルト・リガト/ミロと詩画集をつくって/わが友ジョアン・ミロ 『ジョアン・ミロ―視覚言語』に寄せて/ジョアン・ミロ
*
ミロ 太陽の前の女と鳥/ミロの石膏像/ミロの世界/ホアン・ミロ 断片/サルヴァドル・ダリ『わが秘められた生涯』まえがき/フリーダ・カロ テウァナの自画像/グレアム・サザーランド いばら/ウォルス グランド・パート/ミロ 縄のある絵/サルバドール・ダリ サンチアゴ・エル・グランデ/ダリ 公会議/ホアン・ミロ 森番・青/ミロを迎える/カタルーニャのミロ/タンギー 青い水底/エルンスト 森と太陽
[翻訳・紹介]近代芸術の堕落(サルヴァドール・ダリ)・ダリの近況(瀧口修造)/詩画集『ひとり語る』(トリスタン・ツァーラ)/マックス・エルンストの伝説的な生涯(アンドレ・ブルトン)/ミロのことば/ジョアン・ミロ語る
[座談会]ダリ 偏執狂的批判と性倒錯の芸術
【III イギリス近代画家論】
十九世紀前半のイギリス絵画/ラファエル前派とヴィクトリア期の画家たち/十八世紀のイギリス絵画/イギリス絵画の特質 霧の国の奇跡/ホーガース 風刺画の先駆者/ホーガース カレーの市門
解題(鶴岡善久)
初出一覧
月報:
柔らかなラディカリスト・瀧口修造(ヨシダ・ヨシエ)
静かな雄弁(矢川澄子)
狂花の精神(加藤郁乎)