1980年　14.4×22.1　P254　表紙少ヤケ、少汚れ

全254ページのうち特集101ページ。

目次：
【ヒストリア・アニマトリウム　最終回】防虫剤について（奥本大三郎）
【笑いの宇宙　最終回】韓羽の京劇画（小野耕世）
【詩】
　鴉など（粒来哲蔵）
　秋の犬　他三篇（青木はるみ）
草野心平小詩集　その死の前後の回想
【ドラコニア綺譚集　その七】ラテン詩人と蜜蜂について（澁澤龍彦）
【映画】フェリーニの「カザノバ」（蓮實重彦）
【絵と文】病める少女（司修）

特集　源氏物語　小説のオリジンへ
【討議】「源氏物語』と現代（中村真一郎、竹西寛子、三枝和子）
【「物語」への視点】
　語りの重要性（佐伯彰一）
　「語り」の多声法（ 野口武彦）
【エッセイ】
　起源からの光（高橋英夫）
　男嫌いの姫君たち（田中美代子）
　王権衰亡譚の東西（磯田光一）
【評論】
　フォルクロアとパレスクロア（篠田浩一郎）
　闇と光の変相（高橋亨）
　源氏物語論（藤井貞和）
【外国文学と源氏物語】
　「クレーヴ公の奧方」と『源氏』（福井芳男）
　眠れる森の大和撫子（クロード・ロア　訳：松本真一郎）
　万葉・枕・源氏（オクタビオ・パス　訳：野谷文昭）
　偉大なる女流（ド・マルジュリ　訳：安藤俊次）

【評論】
　デカダンス風俗小説の位置（神品芳夫）
　『荒地』草稿の問題（星野徹）
　ブレーク（承前）（長谷川四郎）
【芝居鉛筆書き　翻訳と註解　2】もうひとつの舞踏論（マラルメ　訳：渡辺守章）

【連載】断章（大岡信）
【『夏』創作ノート　最終回】小説構想への試み（二四）（中村真一郎）
【解放区】
【われ発見せり】わが発見の旅（西村孝次）

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