2000年 四六判 ソフトカバー P267 カバー僅スレ、僅汚れ、上端僅イタミ
2000年 四六判 ソフトカバー P267 カバー僅スレ、僅汚れ、上端僅イタミ
“江戸期には「妖怪」として畏怖されたツチノコは、一九七○年代に「幻のヘビ」として全国を騒がせ、「未確認動物」になってマンガや子ども向けの読み物で描かれて、いまも実在と不在の渦のなかで夢を与えつづけている。民間伝承では恐怖の存在だったツチノコがマンガや観光資源になり、海外でも受容されるようになるまでの足跡をたどる。”(カバー紹介文)
目次:
序
【第1章 ツチノコの正体】
1 蛇の妖怪ツチノコ
2 蛇とうなぎとムカゲの頭
3 器物の妖怪ツチノコ
【第2章 ツチノコ談義】
1 ツチノコ余話
2 本草書の怪蛇
3 のっぺらぼうとツチノコ
【第3章 『逃げろツチノコ』を捕まえる】
1 『逃げろツチノコ』の時代
2 ツチノコの誕生
3 山本素石がいた山河
【第4章 ツチノコが歩んだ道】
1 少年マンガとツチノコ
2 水木しげるが描いた「つちのこ」
3 「地方の時代」のツチノコ
あとがき