1999年 A5判 P484+索引P14 帯破れ カバー背ヤケ、端少イタミ
1999年 A5判 P484+索引P14 帯破れ カバー背ヤケ、端少イタミ
“時代を映すダゲレオタイプ=銀板写真のように
七月王政から二月革命へ政局不安と一触即発の戦争の予感に揺れる享楽の都パリの姿を、鮮やかに伝える詩人にしてジャーナリスト・鬼才ハイネ”(帯文)
“アウクスブルク『一般新聞』のパリ通信員としてハイネは、緊張と不安に揺れながら、しかも魅力あふれるこの都市のさまざまな表情を、冴えたペンで書き送っていた。
政治情勢から、経済、教育、哲学、音楽、美術、風俗、流行、スキャンダルまで、形成されつつある市民社会のディテールがくっきりと浮き彫りにされる。「ルテーチア」とはパリのラテン語名。”(帯裏紹介文)
目次:
パリきらめく 『ルテーチア』日本語版の読者のために(フォルクマル・ハンゼン)
【第一部 (訳:宮野悦義)】
献呈文 ビュックラー・ムスカウ侯爵閣下に捧げる
〈一 一八四〇年二月二五日〉〜〈四二 一八四二年二月七日〉
補遺
フランス語版への序文〈一八五五年三月三〇日〉(訳:小林宣之)
断片
【第二部 (訳:木庭宏)】
〈四三 一八四二年四月中旬〉〜〈六二 一八四三年六月二一日〉
付録
補遺
断片
記事断章
まえがきと声明文
訳注
解説
関連歴史年表
編者あとがき
人名索引