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古典文庫460 御伽比丘尼 〈西村本浮世草子〉 編:湯沢賢之助

1,200円(税込)

昭和60年 10.8×16.6 ソフトカバー P312 カバー背僅ヤケ 小口ヤケ、天時代シミ

商品の説明


昭和60年 10.8×16.6 ソフトカバー P312 カバー背僅ヤケ 小口ヤケ、天時代シミ

奇談・妖怪談集。
貞享四年年刊の『御伽比丘尼』(国立国会図書館所蔵)を底本とし、落丁部分は同書の改題本にあたる『諸国新百物語』(同館所蔵)を以て補う。
前半部には縮刷複製の影印、後半部は活字に翻刻したものを収録。巻末に解説を付す。

目次:
〔複製〕
一 御伽比丘尼 五巻五冊(国立国会図書館蔵)

〔翻刻〕
一 凡例
二 御伽比丘尼 貞享四年板
 巻之一 {一 志賀の隠家 尺八の叟/二 夢のかよひ路 寝屋の怪/三 あけて悔き文箱 義に軽命/四 女さくらがり あやなし男}
 巻之二 {一 軽口も理ハ重し 好物問答/二 祈に誠有福の神 心の白鼠/三 恨に消し露の命 葎がのべの女鬼/四 問おとしたる滝詣 恋の濡ゆかた/五 初声ハ家のさかへ 夜啼の評}
 巻之三 {一 菩提ハ糸による縫の仏 遊女のさんげ咄/二 昔ながらの今井物語 継母の邪見観音の慈/三 執心の深さ桑名の海 悪を捨たる善七/四 恥を雪し御身拭 ふり袖が喧嘩の種}
 巻之四 {一 水で洗ぼんのふの垢 されかうべ消し雪の夜/二 なにはの医師ハ東後家 誰にか見せん梅の花/三 命ハ入あひのかねの奴 一代せちべんおとこ/四 虚の皮かぶる姿の僧 越中白山のさた/五 ふしぎ不思議ならず 百ものかたり}
 巻之五 {一 名ハ顕れし血文有 めぐりあふゐんぐわのかたき/二 かねをかけたる鳶の秤 天狗ものかたり/三 思ひハ色に出る酒屋 惜かな命ふたつ/四 行暮て此辻堂をやど 菊水の翁}

三 『御伽比丘尼』解説(湯沢賢之助)

その他の詳細情報

販売価格 1,200円(税込)